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海外旅行でAIがここまで役立つとは!家族で体験したフランス・イギリス旅のリアル

chatgpt

※本記事はアフィリエイト広告を利用しています

先月、家族でフランスとイギリスを旅行してきました!子どもを連れてのヨーロッパ旅行は不安もありましたが、AIに助けてもらいつつ、楽しい時間を過ごすことができました。

行く前は「英語とフランス語もわからないけど、AIを使ったら不安になる場面が減るんだろうなぁ」と思っていました。でも実際に使ってみたら、想像以上!
頼れる瞬間もあれば、「ここはまだこれからだな」と思う部分もありました。

今回は、実際の旅の中でAIをどんなふうに使って役立ったのか、そして「もっと進化してほしい!」と感じた場面についてご紹介します。

旅程作り・移動サポート

旅行前に活用したのが旅程作成です。
今回の旅行では、フランスで数日間過ごした後、ユーロスターに乗ってイギリス・ロンドンのセントパンクラス駅へ向かいました。到着後はロンドン観光ができる時間が少しだけあり、夕方には別の街へ移動する予定だったため、約4時間の空き時間で楽しめるロンドン観光プランを考える必要がありました。そこで、旅程作成の際にChatGPTを活用して、効率よく観光できるルートを相談しました。

aime
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ユーロスターでロンドンに着いてから、4時間程度で観光をしたい。セントパンクラス駅近くでスーツケースを2つ預けたい。電車、バス移動で主要観光地を回りたい。5歳、3歳の子連れ夫婦ですプランを提案してほしい

とChatGPTに聞いてみると⋯

セントパンクラス駅構内の荷物預かり所を早速教えてくれました。事前予約が不要という情報もありがたいですよね♪

続いて、ロンドン市内の移動手段は地下鉄よりもロンドンバスがオススメと教えてくれました。観光時間が短いからこそ、バスでサクッと景色が見れると確かに嬉しいかも⋯!イギリスはクレジットカードでのタッチ決済で交通機関が乗れるのも、ありがたいポイント。フランスではNavigoEasyというSuicaのような専用カードが必要だったので、「クレジットカードで乗れる」ことは本当に便利なんですよね。

観光スポットの順番や所要時間、そして子連れという点まで考慮したプランを、あっという間に提案してくれました。たとえば噴水のあるトラファルガー広場は、子どもたちが絶対に喜ぶスポット(ただ、最初に行くとハマってしまってそこから離れられない危険性も。笑)。一方で、ビッグベンやバッキンガム宮殿を巡るルートは、大人がうれしい「ロンドンを感じられる場所」ばかり。しかも、4時間という限られた時間の中で30分の余裕時間まで考慮されていて、現実的だなぁと感心しました。小さな子どもがいるとどうしても「詰め込みすぎない計画」が大切になるので、スケジュール感まで自動で調整してくれるのは本当にありがたかったです。

荷物預かり場所の他候補も知りたかったので、追加で質問しました。価格も教えてと投げると、場所、営業時間以外にも預け時間や個数による料金変動の説明、特徴まで丁寧に教えてくれました(^^)口コミも調べてくれますが、総括されていてイマイチ具体性に欠けたのでGoogleMapで確認しました。口コミ調査はやはりGoogleMapのがまだ優秀と感じています。

現地では予想外のトラブルに

結局、ロンドンでの滞在時間は次の街に行く電車の都合で3時間弱に変更。のはずが、乗っていたユーロスターの列車が止まってしまう事態に。フランス語の車内アナウンスが流れていたので、動画に撮りました。この時、ネットワーク環境が良くなく、理由は分からずじまいだったのですが、帰国してから Gemini に翻訳してもらい、状況を理解する事が出来ました。

Geminiの回答はコチラ。


フランス語での音声を文字起こししてくれた後、日本語訳をくれました!

この翻訳を見て、乗っている列車は止まったけれど、反対方面の列車は動いてた状況を思い出しました。反対側は動いているのに、なぜ私たちが乗っている列車は動かないんだろう?と疑問に感じたのですが、1本前の車両が故障したと見て、あの時の状況を理解できました。これがあの時、車両の中で確認できていたら、どれだけ安心しただろう。ネットワーク接続がなくても翻訳機能がもっと進化したら良いのに、と思った出来事でした。

食事サポート

レストランでのオーダーもAIが活躍しました!フランスのホテル近くにあったブラッセリーで夕飯をとった時、メニューがこんな感じで💦

18ユーロで前菜+メイン、またはメイン+デザートってことかな、とはわかりますが、肝心のメニュー内容が全くわからない。手書きはおしゃれなんだけど、フランス語がわからない人には辛い!笑

そんなときも、Gemini で解決!写真を撮ってフランス語のメニューを日本語に訳してもらいました。

本当にいい時代になったなぁ。AIがなかったら、「とりあえず頼んでみるか(チャレンジャー)」か、拙い英語で「Meat? Chicken??」と聞き返して、申し訳なさとドキドキでいっぱいになっていたでしょう。。でもAIのおかげで事前に料理のイメージがついて、「鶏もも肉のハーブソース」と「カンタルチーズバーガー」をメインで注文することができました。

食事が運ばれると、「あれ?チーズバーガーは⋯?」なんてこともありましたが、両方美味しかったので結果オーライです😂私のオーダーが分かりにくかったのか、店員さんが間違えたのかは分かりません(笑)

ある程度、英語かフランス語が話せれば店員さんとのコミュニケーションを楽しみつつ聞くこと一番だと思いますが、自信がない方はネットワーク環境🛜を整えてAIに頼るのが一番!と実感しました。

観光・文化理解サポート

観光スポットでもAIは大活躍。
エッフェル塔のエレベーター外側にフランス語の説明文が書かれていました。

長男がエレベーター好きなので、面白い情報が書かれていたら教えたいなぁと思い、ChatGPTに聞きました。

絵の人物は「昔のエッフェル塔のエレベーター操縦士」で、1899年から1987年まで使われていた手動操作の油圧式エレベーターの仕組みを示していることがわかりました。手動操作でエレベーターを動かしていたことにも驚きでした。ここでも、現地でなんだろう?と感じたことを知れるのは、AIの面白さだなぁと感じました。

さらにエッフェル塔の最上階に展示されていた日本語の賞状も気になったので、ChatGPTに聞きました。

写真で反射していたり、文字が読み取りづらい箇所もあるので、「大正六年」や「勲三等」、「明治勲章」というキーワードを追加で伝えると、、

「これは日本からギュスターヴ・エッフェルに贈られた勲章で、エッフェル塔の文化的貢献を称える内容です」とAIが教えてくれました。これまでなら「どうしてエッフェル塔に日本語の賞状が?」と疑問のままで終わっていたと思います。でも、現地ではなかなか調べきれない情報を、その場で理解できたのは、まさにAIの真価を感じる瞬間でした。

AIより検索が便利だったこと

一方で、AIが万能というわけではないな、と感じたことも。
たとえばおみやげ探しは、AI よりも Google検索や現地情報サイト、個人ブログのほうが圧倒的に参考になりました。

ChatGPTに「会社で配りやすいパリでしか買えないお土産を教えて」と聞くと、こんな感じで教えてはくれるのですが‥。

個人的な理想は、ボンヌママンの焼き菓子が最適で。個包装で、価格も良心的。味と美味しくて無難なんです。実際、ボンヌママンのマドレーヌを配りましたが、バターがたっぷりで美味しかったと評判が良かったです!


AIに「パリでおすすめのお土産は?」と聞くよりも、実際にブログや現地レポートを読んだほうが、種類や価格、口コミ、販売場所まで一目で分かりやすく、行動のイメージがわきました。たとえばシャンゼリゼ通りで凱旋門を観たあと、近くのスーパー「モノプリ」に寄ればパリらしいデザインのエコバッグが買えたり、ロクシタンとピエール・エルメが同じ店舗に入っているお店では、ハンドクリームとマカロンを一緒に選べたり。そうした「実際に足を運んでみて良かった!」というリアルな情報は、AIよりも人の体験をまとめた記事のほうが断然参考になりました。

この経験から感じたのは、AIが得意なこと・不得意なことを使い分けるのがポイントということ。

  • AIが得意:旅程作成、翻訳、現地トラブル対応、文化理解
  • 検索が便利:お土産情報、口コミ

もっと進化してほしいと感じたこと

今回の海外旅行で一番困ったのは、ホテルで火災報知器が鳴った時のこと。

21時すぎに、さぁ寝ようとベットに横になっていると突然鳴り響き、館内アナウンスもなく、状況が全く分からない。子どもたちも起きていて不安になる中で、何が起きているのか説明できない──。

誤報?本当の火災?もしかして‥テロ?などと想像が不安を生み、部屋にいるのが安全なのか、出たほうが安全なのか判断ができませんでした。

もしあのとき、AIが動画をリアルタイムで解析して、「この音は誤作動の可能性が高い」、「現在の建物の非常灯は点いていないので避難は不要」などと教えてくれたら、どれほど安心できただろうと思います。

こういったAIの進化は、PCやスマホといったデバイスの枠を超え、建物そのものに組み込まれていくことが望ましいのではと思いました。たとえば、監視カメラの映像から問題を自動で特定し、関係者に周知したり、お客様に適切な行動を案内したりする――「リアルタイム状況判断」の仕組みが実現すれば素晴らしいのになぁと感じた出来事でした。

まとめ

AIのおかげで、言葉の壁は大幅に減りました。
知らない土地で不安を感じた時、頼れる存在がすぐそばにいる。AIはそんな新しい旅の相棒になりつつあるんだなぁと実感しまくりでした。

もちろん、人の温かさや直感も旅の大事な要素。駅構内で券売機を探しているときに声をかけてくれたフランスの青年、公園で出会った現地のママさんとの会話は、大した話はしていないけれど、優しい気持ちに心をぽかぽかにしてくれました。AIと人、それぞれの得意分野をうまく掛け合わせていくことで、旅はもっと楽しくて、安心で、豊かなものになっていくように思いました。

次に海外旅行へ行くとき、どんなふうにAIが進化しているのか、今から楽しみです。

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